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熊谷寺 高野山真言宗 | 宿泊・精進料理 | 圓光大師・見真大師・熊谷蓮生房御旧跡 和歌山県高野山の宿坊・精進料理(胡麻豆腐)のお寺
宿泊・精進料理
宿坊とは
宿坊(しゅくぼう)は、主に仏教寺院などで修行中の僧侶が寝泊りをする建物である。僧房(そうぼう)ともいう。
本来は僧侶のみが宿泊する施設であったのだが、平安時代の寺社参詣の普及により、貴族や武士、更には一般の参詣者も宿泊させるようになり、運営者も僧侶から寺院周辺の半僧半俗の経営者(御師)に移っていった。
江戸時代になると、お伊勢参りや善光寺見物が大衆化し、各地の大寺社には宿坊が整備され、一般の参詣者や観光客を泊めるようになり、特定の地域と特定の宿坊が結びつくなど、一種の観光事業を形成した。
また、一部の寺院では、現在も直接宿坊を運営する所があり、比較的安価な宿泊料金で、精進料理を味わうことが出来、禅寺に於いては坐禅も体験する事が出来る。
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精進料理(しょうじんりょうり)とは、仏教では僧は戒律五戒で殺生が禁じられており、大乗仏教で肉食も禁止されたため、僧への布施として野菜や豆類、穀類を工夫して調理した料理である。
寺院仏閣の中には、参拝者を宿坊に泊め、精進料理を提供して仏門の修行の一端を体験させることをしているところも少なくない。参詣参篭が信仰の重要な一部となる天台宗・真言宗系の寺院に多い。
また、出される精進料理は、本膳式の本格的なものから、懐石料理風の現代的なタイプのものまでさまざまである。
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